ハイジの寝言☆ミ
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0184 わたしのアンネット-8- 罪と赦し

 【わたしのアンネット】-8-

ある日の朝、ダニーの大切な友達、オコジョのクラウスが行方不明になります。


ダニーは散々泣き、それを可哀相に思ったアンネットは夜更けまで森の中をクラウス求めて探し回りますが、うっかり木橋の上で足を滑らし凍った川の中に落ちてしまうのでした。
凍てつく寒さの中、足を挫いたアンネットはずぶ濡れの服のまま雪の降る森の中を這いずり、遂には動けなくなってしまいます。
そんな時、ペギン爺さんの所からの帰りだったルシエンが偶然彼女を発見します。
アンネットには神様がルシエンを自分のところに連れてきてくれたのだと思えたのでしょう。

今ならば・・・。今、話さなくては・・・。


振り返ってみてルシエンは常に自分やダニーに許してもらうために努力し、行動してきましたが、自分はそれら全てを拒み続けていたのです。

そして遂にアンネットは固く閉ざしていた心の扉を開き、今度は自分自身からルシエンに罪を告白し、許しを願ったのです。


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「ルシエン、私・・あなたの大切な木彫りを壊したわ・・・ううん、それだけじゃない・・わたし・・・わたし・・・」


「いいんだ、・・もう、いいんだよ・・・・ぼくは・・ぼくは嬉しいんだアンネット」



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罪の告白と赦しは一瞬で終わってしまいました。

「アンネットなんか、絶対に許すもんか」「あんな奴、ぶん殴ってやる」・・・。
何もかもルシエンには遠い記憶となってしまいました。彼が一番望んでいた昔の彼女が戻ってきたのです。
そしてアンネットも大切な友達と自分自身「わたしのアンネット」を取り戻したのです。
彼女は心の闇を全て取り払い、こうして二人の友情は蘇ったのでした。

・・・ですが、ルシエンにはどうしても一つだけ取り除けない心の闇が残ります。
それはダニーの足の事でした。
「自分のせいでダニーは一生歩けないままなのか・・・」
もしそうならば、自分は一生ダニーのために償いをしよう・・・ルシエンはそう心に誓います。


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「よかったねぇルシエン。母さんずいぶんと心配したよ。このまま私の出番が来ないんじゃないかってね」


「何の心配だよ、それ。ボクとアンネットのことじゃないのかよ!」


「あんたは威張れる立場じゃないでしょ!」


 ポカッ !


「 ・・・そうでした・・・」


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大角のダンナ | URL | 2008-02-27-Wed 15:34 [EDIT]
名作劇場の中、これほどその展開の驚いた作品もありません。
人間関係と心理の複雑な動き、これを見る子供達が理解できるのか・・と心配したほどです。
ある程度人生を経験した者こそ分かる胸の苦しさ。

最初の数話ののんびりとした展開は、作品をまったく知らなかった自分は失礼にも「愚作」の印象を持ってしまいました。
それがどうでしょう・・この重さ。
感じ方はいろいろあるでしょうけれど、一度見たら忘れられない一品ですね。

十傑作 | URL | 2008-02-27-Wed 17:01 [EDIT]
35話は本作の実質的、最終回と言われておりますね。
「ハイジ」でもハイジが戻ってきておんじが心変わりをする35話が
ピークという意見がありましたが…。
(「アンネット」メイン脚本家の吉田氏は「ハイジ」から参加)
ただ「ハイジ」ではハイジやおんじのキャラが、ここで完成された後、
まだ未完成だったクララ達にも良い影響を与えたのですが…。
RE 大角のダンナさま!はじめまして。
2007 | URL | 2008-02-27-Wed 21:59 [EDIT]
大角のダンナさま!はじめまして。管理人の2007です。
「人間関係の難しさ」。
本当に当時の放送時に小さな子供たちが物語の内容を理解するのは難しい作品だったと思います。ゆえにたぶん、アンネットをお転婆な乱暴者のように描いて面白おかしく見られるように配慮したのかもしれませんね。

実は私も「アンネット」は記憶に薄い作品だったので以前は「駄作」に近い印象を持っていました。そしてたぶん今も多くの人がこの作品の良さに気づいていないかも?
RE 十傑作さん
2007 | URL | 2008-02-27-Wed 22:05 [EDIT]
十傑作さん、こんばんわ。
うっ、さすが十傑作さん。スルドイご見解。しかも何故か「ハイジ」にも詳しいようでおみそれしました。

確かに35話が物語のピークだったかもしれませんね。
私はもう少し後のルシエンの峠越えまでが「アンネット」だっと考えていますが、どっちにしても残念ながら作品全体で見たとき間延びしてしまった印象が残ったのがこのアニメ「アンネット」の最大の失敗だったような気がします。あくまで私的意見ですが・・・

ですが間違いなく人に薦められる「名作」であることは間違いないと思います。
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